介護認定調査とは?調査のやり方や内容について
介護認定調査という言葉を知っていますか?
介護サービスを利用したいときに、対象者の状態を調査するのが「介護認定調査」です。
今回は、介護認定調査について詳しくお伝えします。
▼介護認定調査とは
介護サービスを受けるために、サービスを受ける対象の方の状態を調査するために行います。
認定調査員が対象者の自宅を訪問し、調査を行います。
調査の結果によって、受けられるサービスが変わりますよ。
調査結果は「要支援1・2」と「要介護度1~5」の7段階に分かれています。
▼具体的な内容
介護認定調査は「基本調査」と「概況調査」があります。
■基本調査
生活に関する質問を74項目にわたり行います。
調査項目は以下の通りです。
・歩行や寝起きなどの「身体機能・起居動作」
・着替えや排便などの「生活機能」
・意志の伝達や短期記憶などの「認知機能」
・物忘れや独り言などの「精神・行動障害」
・薬の内服や簡単な調理などの「社会生活への適応」
・過去14日間に受けた医療について
歩行や寝起きなどは、実際に対象者にやっていただきます。
ご家族やケアマネージャーが同席して、答えていただく項目もあります。
■概況調査
概況調査については、次の4点を書きます。
・調査実施者
・調査対象者
・現在受けている介護サービスについて
・環境について
環境は、家族や住居の状況、日常的に使っている用品についてを調査します。
▼調査時間
調査には、30~1時間程度かかります。
▼まとめ
介護認定調査は、介護サービスを受けるために行う調査のことです。
生活に関する内容を調査する「基本調査」は、74項目あります。
疑問点がある場合は、認定調査員やケアマネージャーに質問しましょう。
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