介護サービスの自己負担額はどれくらい?
介護サービスを利用する時は、基本的に介護保険が適用されます。
ここで心配なのが自己負担の金額ですよね。
今回は介護サービスの自己負担額について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼介護サービスの自己負担額
介護サービスの自己負担額は、要介護認定を受けている方は基本的に「1割」です。
例えば介護施設の利用料金が2万円だった場合、利用者が支払う金額は2000円ということになります。
ただし現在は、年間の所得に応じて自己負担額が変わる制度が導入されています。
■所得によって自己負担割合が変わる
2015年と2018年に介護保険の内容が見直され、現在は以下の条件に当てはまる方のみが「1割負担」です。
ご自身が以下の範囲に収まるかどうかをご確認ください。
・「本人の所得が160万円以上220万円未満」かつ「年金やその他を合わせた所得が280万円未満」
上記以上の所得がある方は介護サービスの自己負担割合が2割、もしくは3割になります。
詳しくは自治体の窓口か介護施設などでお尋ねください。
■介護保険が適用されないケースもある
施設の利用や介護用品の購入など、高齢者の介護をする際はほとんどのサービスに介護保険が適用されます。
ただ、中には介護保険が適用されないケースもあります。
例えば介護者の家事の補助やペットの世話など、要介護者に直接関わらないサービスは全額負担になることが多いです。
サービスを受ける時は介護保険が適用されるかどうかをご確認の上、納得の上でご利用ください。
▼まとめ
介護サービスの自己負担額は、基本的に「1割」です。
ただし所得に応じて2~3割負担になる可能性もありますので、ご自身の負担割合を確認しておきましょう。
また、サービスを受ける時は介護保険が適用されるかどうかもしっかりご確認ください。
シニア住宅情報・相談センターでも介護サービスに関するご相談に応じていますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
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